芸能活動やスポーツに打ち込みたい!通信制高校だからできることとは
公開日:2023/05/15 最終更新日:2023/04/12
芸能活動やスポーツに打ち込みたい方は、通信制高校がおすすめです。高校生活は3年間という限られた時間を有効に使わなければなりません。芸能コースがある通信制高校は、学業と並行して専門的なことが学べます。今回は、通信制高校だからこそできることやできないことなどを含めながら、詳しく解説します。
芸能やスポーツの道を目指すなら通信制高校は有利?
通信制高校は全日制高校、定時制高校とならぶ高等学校のひとつです。通信制高校に通うことで、どのようなメリットがあるためしょうか。
なぜ、芸能やスポーツの道に打ち込みたい方に通信制高校はおすすめなのでしょうか。5つのポイントを紹介します。
自分のペースで学べること
やりたいことや自分に合っていることを見つけたい、また、自分の夢をかなえたいなどといった希望を持っていれば、効率よく勉強できることは魅力的です。
自由な時間が多いこと
通信制高校の学生は、自由な時間がたくさんあります。とくに芸術関係や音楽、スポーツなどに取り組む時間を確保することが可能です。そのため、全日制高校よりも多くの時間を使えるといえます。
入学や転入・編入がしやすいこと
通信制高校は、全日制高校に比べて難易度がさほど高くありません。受験科目が少ない場合も多く、小論文や面接だけなど、わりとスムーズに入学できることが多いです。
個々の生徒をしっかりサポートしてくれること
通学日数が少ない分、生徒の一人ひとりをしっかりと面倒を見てくれます。不登校や学校を休みがちだった生徒であれば、これほどサポートしてくれるとかなり心強いと感じるためはないでしょうか。
学費がリーズナブルなこと
各通信制高校によってカリキュラムやスクーリングの内容によって学費はさまざまです。とはいえ、一般的な通信制高校の費用は15〜30万程度とされています。そのため、全日制高校よりも学費がリーズナブルといえます。
芸能コースがある通信制高校も存在する
これからアイドルや俳優を目指している方や、これから芸能活動をしていく方、すでに活動をされている方もいらっしゃるでしょう。
学校生活と両立しながら、芸能デビューを目指すことができる通信制高校があります。一人ひとりの個性や能力に合った指導をしてくれるため、新しい自分を発見できるほか、将来「なりたい」自分に近づけるようレッスンをしてくれます。
ほかにも、コミュニケーション能力などの育成にも力を入れてくれる通信制高校もあります。そのような学生と芸能活動を並行して目指せる専門コースがあり、レッスンやオーディションを受けることも可能です。夢をかなえるために学校を探しているのであれば、通信制高校も検討されるとよいでしょう。
芸能活動をしやすい環境が整い、ダンスや演劇なども受けることができます。芸能事務所と提携している学校もあるため、芸能活動が忙しくても卒業しやすい仕組みとなっているのも、大きなメリットといえます。
長期的な海外留学や旅を経験することも可能
昨今、グローバル化が進むなか、留学や海外の学校に進学をする方が増えています。国際的環境での学習を目指す高校生に人気があるといわれています。 通信制高校のなかには、留学先で取得した単位も卒業に必要な単位としてカウントしてくれるところもあります。
また、一口に留学といってもさまざまな媒体があるため、それぞれの留学についてのポイントを押さえておきましょう。
交換留学
国外の友好都市や姉妹校との間で、相互に留学生を受け入れることをいいます。約1年間海外の高校で学び、日本の通信制高校に在籍しながら留学をします。
正規留学
海外の高校を卒業する目的なら「卒業留学」を、留学後に日本の高校へ復学するつもりなら「休学留学」または「交換留学」になります。グローバル時代に向け、近年では語学力のみならず、コミュニケーション力や異文化への適応力は今後、心強い武器となるでしょう。
語学留学
高校の夏休みや冬休みを使って短期間の留学をします。通信制高校に在籍しながら海外の高校に通うことができれば、日本と海外の高卒資格を取得できます。また、留学の選択肢は幅広く、旅行やワーキングホリデーなどの制度を利用することで、可能性が広がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。目標達成に向けて通信制高校を選ぶ方もいらっしゃるでしょう。自分のペースで学べ、自由な時間が多いことも通信制高校のメリットといえます。必要最低限の学習で、クリエイティブな発想やそれぞれの専門性を高めていくことは、これからの時代に多様性を持たせてくれます。
また、設備やカリキュラムが充実した自分に合う学校を選びましょう。気になる学校があれば、見学に行ったり資料を取り寄せたりするなどして、芸能やスポーツの道に打ち込めるような学校選びにしてください。